Saturday, December 27, 2014

長寿とNAD+/NADH比、そしてリンゴ酸

長寿遺伝子の SIR遺伝子は有名。
この遺伝子は NAD+/NADH 比が大きくなると働き出すらしい。

で、このNAD+ なんだけど。

まぁ ミトコンドリアの中と外で違うみたいなんで
どっちでどうなればいいのかはにょろにはわからないんだけど

ミトコンドリアの中は
Wikipedia をみると、クエン酸回路のリンゴ酸やα-ケトグルタル酸で減るの。
リンゴ酸ーアスパラギン酸シャトルで NAD+ が減る。


 ミトコンドリアの外だと
リンゴ酸-アスパラギン酸シャトルで NAD+ が増える。


リンゴ酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、α-ケトグルタル酸は、
ミトコンドリアの中と外で NAD+ に関係しているみたい。

リンゴ酸、グルタミン酸はカプセルで飲んでるにょろ
アスパラギン酸の粉末はおいしくないにょろ
ケトグルタル酸は酸味系の味で悪くはない
あとはNADの原料ナイアシン。

体質性黄疸と胆石

Wikipedia を読んでいたら、どうも体質性黄疸と胆石には関係がありそうなんですよ。


ジルベール症候群
>ジルベール症候群は、胆石の発症率の上昇との関与が示唆されている[20][24]

にょろは20歳の時に黄疸になって病院で検査して体質性黄疸じゃないかと言われました。
その後、白目をみると黄色っぽいので確かに体質性黄疸なんだなぁと実感してましたが、
まさか胆石が関係するなんて!

でも、にょろの生活習慣も関係してそう。朝食を食べないで抜くんですよ。
で、その朝食を食べない理由は朝起きないから時間ないし年齢が増すほどに気分悪くなるし
で、この睡眠の問題はサプリのオルニチンを摂取することでかなり改善することが最近わかってきて・・・

オルニチンて肝臓に効くやつなんですよね
もうね悪循環。

にょろの親父もどうも似た症状を持っていたっぽくて・・・。最後は癌で死にましたけど

で、この胆石。にょろの人生でかなり早期から腹痛の原因となっていたっぽいのにょろ
症状が似てるしただの腹痛じゃないので覚えてるの。

10歳: なま絞りの牛乳で一晩重い感じの腹痛。背中も痛い。医者は盲腸かもというが様子見。
17歳:寝てる間に腹冷やして腹痛。嘔吐を伴う。胃カメラで異常なし。
20歳:腹痛はなく黄疸と熱。咽頭炎。貧血と白血球過多。検査入院で体質性黄疸と診断。
x9歳:発熱のみ。体が内臓から震える。医者は分からず腎盂炎と断定。入院して抗生物質投与。
x0歳:ココナツミルクで重い感じの腹痛が1週間。3週間後に救急車。病院で嘔吐。開腹手術するも症状変わらず。盲腸切除。貧血。
x2歳:通勤中に内蔵から震える腹痛。救急車を呼ぶ。レントゲンをとるが医者は分からず胃の検査を勧められる。
x5歳:腹痛。体が内蔵から震える。救急車を呼ぶ。はじめてCTで胆石の可能性を指摘される。
x6歳:胸が圧迫される。背中も痛い。救急車を呼ぶ。血液検査から肝臓の数値が悪い。




Tuesday, December 23, 2014

胆石とテルペン (テルペノイド)

英語で胆石は gallstones 胆嚢は gallbladder なのでググってみた。

胆石を取り除く9つの自然な方法 によると
1.りんごジュース、アップルサイダービネガー
2.なしのジュース
3.ビート、キュウリ、人参
4.ミルクシスル
5.ダンデリオン
6.ペパーミント
7.サイリウム
8.レモン、柑橘系ジュース
9.ライフスタイルの変更

が紹介されているにょろ。

13の胆石ホームレメディ


レモンジュースを使う方法 というのもあるみたいにょろ

ピンクグレープフルーツを使う方法 もあって

共通点は リモネンと有機酸。リモネンて言うのはテルペン類らしくて油を溶かす作用があるらしいのにょろ。
テルペンてのは溶剤にも使われるみたい。
そしてリンゴもレモンもグレープフルーツも有機酸がたくさん入ってる。

テルペンは食品関連ではスパイスや精油・香料に含まれていることが多いみたいにょろ。
リモネン - 柑橘類
シトラール - レモン、レモングラス
オイゲノール - クローブ
アネトール -フェンネル、アニス
チモール - タイム
ゲラニオール - ローズオイル
メントール - ペパーミント

他にもイチョウ葉エキスの Ginkgo biloba もテルペン。
胆管ではないけど血管の流れを良くする作用があるそうです。


そういえば、にょろはピンクグレープフルーツが大好き
あとローズオイルの香りも好き
体がほしがってるのかも?


テルペンの分類

モノテルペン(Monoterpenes)
セスキテルペン(Sesquiterpenes)
ジテルペン(Diterpenes)
セステルペン(Sesterpenes)
トリテルペン(Triterpenes)
テトラテルペン - カロテノイド
ポリテルペノイド - ゴム

これまたびっくりにょろ
にょろはカロテノイドが大好き

そういえば、日本人は香りが強い海外の食事が嫌いな人が多いけど
にょろは逆であれが好きなのにょろ

んで、調べてたら欧州には Rowachol という
6種類のモノテルペンを配合したものがあるらしい。
主な成分はメントール(32%) と ピネン(17%)、メントン(6%)

入手が簡単そうじゃないので別の似たものを見つけたにょろ。

Peppermint Oil Complex with Oregano Oil (from Natural Factors)

試してみたけど、ペパーミントで少しすっきりするけど感じとしては効果は微妙な気もするにょろ。





まだ話は続くにょろ
胆石は胆嚢胆管癌と併発することが多いらしいにょろ
したら、テルペンとがんの関係はどうなるのにょろ?とググってみたら・・・

もしかして、野菜や果物に含まれるテルペンに抗癌作用があるのかもとも思えてくるのにょろ

テルペノイドの一覧と食品の一覧(英語)

さらに、コレステロールを溶かすならコレステロールが原因と言われる動脈硬化はどうなの?
とググると・・・


Monday, December 22, 2014

胆石を溶かすサプリ

胆石を溶かすと言われているものには、次のものがあるようだ。

1.リンゴ酸

英語: malic acid あるいは malate

りんごジュースなどのフルーツに含まれる。

原理は酸による溶解らしい。
http://www.gallbladdercomplete.com/the-scientific-facts/ によると

How does Gallbladder Complete dissolve gallstones, sludge and debris?
The hardening of both cholesterol and bile creates gallstones.  This calcification can be reversed.   This process is very similar to dissolving limestone or hardwater deposits on windows or in the shower.  A mild acidic solution precipitated by hydrocloric acid, (vinegar), citric and ascorbic acids,  (fruit juices) and citrates, (potasium, magnesium, and zinc) create a natural chemical reaction that softens and dissolves these crystalized stones.  This same reaction takes place on a preventative basis knowing that the hardening of sludge and debris in the gallbladder are only the precursors of gallstones.

つまり酢やクエン酸、ビタミンCなどでもおk

2.テルペン類

英語: terpene

柑橘類、レモン、ピンクグレープフルーツジュースなどに含まれるテルペン類
リモネンやメントールなど





実感では今ひとつな気がします


3.ウルソデオキシコール酸

英語: ursodeoxycholic acid

胆汁の成分、日本で販売されている医薬品は牛の胆汁から製造される模様。
アメリカのサプリなら Ox Bile すなわち牛の胆汁。
製品によっては羊の胆汁を含むのもある模様。
やっぱり動物のものは使用するのをためらっちゃう。


4.レシチン

TMAOが心配。
胆石の溶解性はレシチン濃度に依存的



  The balance より

コレステロール:低く
レシチン:高め
胆汁酸塩:高め
の条件で溶解性が高くなる

コレステロールを低下させる作用があるタウリンも効果的とする説もあるみたい。

似た図は英語でググるとでてくる。( 検索単語 = gallstones solubility cholesterol bile salt )


Figure 2

Current Views on Genetics and Epigenetics of Cholesterol Gallstone Disease より


5.NAC (N-アセチル-システイン)


これは溶かすというよりはムチン構造を溶かして胆石を崩壊させるらしい。NACはpHも低いので一石二鳥かも?
なお胃などもムチンに覆われることで胃酸からの保護している面もあり過量摂取すると胃が痛くなるかも?


参考URL
KAKEN ムチン溶解作用を応用した新しい胆石溶解剤の開発
胆石崩壊剤 (特許)





4と5は両方とも抗酸化物質
これは抗酸化サプリの集中投与の後から気がついたの
どうも関係があるっぽい気がする
にょろの実体験からそんな気がするの

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9106789




6.クエン酸

クエン酸のカルシウム・キレート作用で少し改善するみたい。




7.炭酸水素イオン (Calcium bicarbonate)


炭酸水素イオンは胆嚢が生成分泌している
胆嚢の健康にいいらしい

例えば重曹に炭酸水素イオンが入ってる
・炭酸水素(bicarbonate)Ca/Mg/Na
・炭酸(carbonate)Ca/Mg/Na
・クエン酸(citrate)Ca/Mg/Na
全部アルカリ化用のサプリです
炭酸塩(MgCO3, KCO3) でもよい。




8.フィチン酸 (IP6 カルシウム・マグネシウム塩)

注: ミネラル不足になるリスクが高い。

これで口内を洗浄したら1%未満の水溶液でさえ
恐ろしいほど歯垢歯石が消えるし付かなくなる
子供の頃からのあの歯磨きは何だったんだろうってくらい
歯を磨かなくてもよくなる
英語の論文のなかには、
少ないながらも歯垢や歯石の抑制効果を謳っているものがある
ただし、再石灰化を邪魔するらしいので
虫歯があるときは使わないほうがいいみたいだし
使用法を十分に検討する必要があるかもしれない


フィチン酸が体内に入れば口内と同じことになるはず
胆石に限らずカルシウム結石に使える気がする
ただし
ミネラル不足にならないようにする必要がありそう
副作用のないように量を検討したり、
ビタミンDやビタミンK2などを摂取する必要がありそう
(未知の領域)




9.アグマチン+アルギニン+ケイ素

数日でにょろの胆嚢が活発になって、
胆汁の流れを感じるとともに
ケイ素やMSMで感じてた違和感が消えた。

3つともアルカリ性が高い物質なのね

・アグマチンは微量でよい
・アルギニンは数グラム
・ケイ素はイオン化シリカで少量(数10mg相当)

ケイ素は余分なカルシウムを盗ってくれるから
時間はかかるけどウガイと歯磨きで歯の歯垢歯石まで消える
なのに骨粗鬆症には良い作用がある不思議な物質

ただし、にょろんにとってはケイ素は副作用が出る
何かのミネラルを盗りすぎるみたい



10.ビタミンK2

体の中のカルシウムを掃除してくれるタンパク質の合成に必要



11.マグネシウム

予防効果があるらしい。脂肪肝にもいいらしい。
食事とサプリで 1日 800mg 程度が目標。
にょろは、マグネシウムを摂ってもなぜか他のミネラルと違って
たくさん摂っても酷い症状がでない
これはやっぱい欠乏ってことなのかな?




12.カルニチン

万能薬。原因から根治?
500mg x 3 使用で胆汁の流れを感じた。しかし、こりゃ胆汁がドロドロな感触w
でもTMAOが心配。



13. MTBE (メチルtert-ブチルエーテル)

医療用。胆嚢に注入すると半日くらいで溶けるらしい。
化学構造を見ると、4級アンモニウムのメチル基に似てる。
tert-ブチルアルコールは飲めないから、代わりはコリンやベタイン、カルニチンかな。
でも胆汁に出てくるのかは不明




13.LCHF食(低炭水化物&高脂肪食)

高炭水化物食低脂肪食だと胆石が出来やすいらしい。
油を食べないと胆汁酸が流れないので胆嚢に胆汁酸が溜まったままになって胆石が出来やすいらしい
逆の低炭水化物高脂肪食だと胆石が消えるらしい



なんと7割弱で胆石が消えてる。
悪化したのは3%だけ
変化なしは1割強
改善は2割弱
8割以上で効果が出てる

https://www.dietdoctor.com/gallstones-and-low-carb

しかし、それっぽい論文や記事は他に見つからず。



14.

Nutritional Approaches to Prevention and Treatment of Gallstones

不飽和脂肪酸
食物繊維

菜食主義
アレルギー食品の排除
ビタミンC

大豆レシチン
植物テルペン


食物繊維について上記とともに小麦ふすまが有効と考えられる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6088204
小麦ふすま 15g x 2/日 x 6週は、腸内細菌とともにデオキシコール酸を減らしケノデオキシコール酸の産生を増やす。
デオキシコール酸は胆汁酸の石化を増長し
ケノデオキシコール酸は胆石の溶解を促進すると考えられている



その他には

たんぽぽ
ミルクシスル
アーティチョーク
サイリウム

https://www.medicalnewstoday.com/articles/321026.php




15.ケノデオキシコール酸とクエン酸

カルシウム胆石の場合、ケノデオキシコール酸とクエン酸で溶けるらしい。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2442980/





16.ビタミンD3 / ビタミンK2

予防になるらしい
https://vitamindwiki.com/Gallbladder+removal+and+vitamin+D+deficiency





17.コレステロール

にょろんが見つけた方法
コレステロールが多い食事を摂る
胆汁や腸の活動がとても活発になる
TC総コレステロール値が低い人におすすめ
リン脂質もいっしょに



18.セレニウム


にょろんの経験に基づく妄想
セレニウムを摂ると尿路結石だか腎結石がでてくる
てことは、胆石の石も出しやすくしてくれるかも?



関連サイト
Life Extension


関連ブログ

胆石はなぜできるのか?