Friday, August 31, 2018

銅 Copper、セルロプラスミン ceruloplasmin


銅を摂ると
・食欲
が改善する気がする。
こんなのはかなり長い期間に渡って感じたことがない
まだマンガンの可能性もまだ捨てられない
亜鉛についてはこれまでの摂取状況から考えにくいので除去

銅不足はあちこちに効いてる模様

うつ気分が消え確定。
心拍数が下がるかどうか?



食品


食品中の銅の量




蕎麦に多いが5訂で見ると低い。小麦粉で薄められているのかも。
牛では肝臓や心臓に多い。
http://wholehealthsource.blogspot.com/2010/04/copper-in-food.html

他には、ホタルイカ、桜えび、牡蠣フライ、カシューナッツ、そらまめ(フライビーンズ)、くるみ、アーモンド、胡麻、ひよこまめ、えだまめ、落花生、キヌア

銅が多い食品
http://www.nanbyou.or.jp/entry/4543



サプリメント
亜鉛の過量摂取は銅不足を引き起こしやすい




機能


  • 赤血球の産生
  • 心拍数や血圧の制御
  • 鉄の吸収
  • 前立腺の炎症予防
  • 骨や結合組織、脳や心臓の発達維持
  • 免疫系の活性化
https://www.healthline.com/health/heavy-metal-good-for-you-copper


体内量


平均 80 mg
範囲 50 - 120 mg
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4aj.pdf
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html
https://academic.oup.com/ajcn/article/88/3/867S/4649180

生体半減期

4週間
http://www.inchem.org/documents/pims/chemical/pimg002.htm

2週間~1ヶ月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1329483


吸収経路

1価の銅        CTR1受容体
2価の銅        DMT1受容体で亜鉛と競合
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4aj.pdf
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html


排泄経路

肝臓から胆汁酸といっしょに排泄
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4aj.pdf
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html


銅過剰

銅過剰は亜鉛で銅を追い出す。

銅は脂肪を燃やすが、
https://newscenter.lbl.gov/2016/06/06/fat-burning-copper/
2価の銅の摂取はアルツハイマーを招くという調査がある
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25854930
http://www.jarcp.com/1538-alzheimers-disease-is-at-least-in-part-a-copper-2-toxicity-disease.html
通常の食事では銅は1価
ただしO-キノン(インドール5,6キノン,CoQ10, PQQ)があればいいのかもしれない?

http://www.ajevonline.org/content/58/1/53
あるいはチオールで1価に還元できるのか?
https://link.springer.com/chapter/10.1007/978-1-59259-288-3_26


銅欠乏


鉄投与に反応しない貧血
白血球減少、
好中球減少、
骨異常、
成長障害、
心血管系や神経系の異常、
毛髪の色素脱失、
筋緊張低下、
易感染性、
コレステロールや糖代謝の異常
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/dl/s0529-4aj.pdf
https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html




銅欠乏の9症状
https://www.healthline.com/nutrition/copper-deficiency-symptoms#section10

このサイトによれば、以下の症状がにょろんに当てはまるかも

・歩行時のふらつき(2017年夏から2019初春)ビタミンE不足の可能性もある?
・白髪


これらはMSMを始めてから増えてきた
MSMはD-ペニシラミンと似て硫黄があるるから銅をキレートするのか?
もちろん、同時にマルチミネラルも摂ってる
キレートで一部のミネラルが足りてないっぽい
あるいは、亜鉛の摂り過ぎなのだろうか?
(亜鉛は取りすぎると銅欠乏になる)


パーキンソンのふらつきの可能性も考えないといけない
セルロプラスミン欠乏なのかもしれない
とりあえず、ただの銅不足を考えてみる



銅5mg/日(ホタルイカ、タコ、カシューナッツ)で改善
(参考記事では銅欠乏にグルコン酸銅6mg/日)
https://www.neurology-jp.org/Journal/public_pdf/051060412.pdf


摂取量


0.8 mg/日 以上でないと純喪失になるという人もいる
(ただし 上限は2.4mg/日)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0946672X16300207

アメリカでの RDAは 0.9 mg/日、ULは 10mg/日、NOEALも 10mg/日。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK222312/

にょろんが摂っているサプリは 1mg/日
キレートしてるとちょっと寂しい
でも、銅はCRPを高くするらしいので積極的には摂れない気もする



セルロプラスミン

上段 A) セルロプラスミンvs銅

http://clinchem.aaccjnls.org/content/51/8/1558



甲状腺ホルモン


知的障害者

甲状腺関連のホルモンは銅と関係している
https://eje.bioscientifica.com/view/journals/eje/174/4/425.xml



甲状腺ホルモン

先天性甲状腺機能低下症の子供
甲状腺関連ホルモンは銅と関係している
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0946672X16300773





ホモシステイン

加齢黄斑変性
左図:血中の銅 vs ホモシステイン

銅が多いほどホモシステインが減る
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5094115/

ただし亜鉛とのバランスに注意





糖尿病リスク





A ) IGR:Impaired glucose regulation 糖不耐症
B ) T2D:Type II Diabetes 糖尿病


銅は少ないほうが糖尿にならない
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213231718309091#undfig1


銅は少ないと高脂質血症になり心臓病になるという人もいる
https://openheart.bmj.com/content/5/2/e000784




アルツハイマー病では血中の銅が少ないらしい
老人の白髪は痴呆を予測するのか?
白髪が早いと灰白質が少ないという人もいる
http://www.ajnr.org/content/22/9/1641



銅は脂肪や脂質代謝と関係があるっぽい
牛では銅で肉と脂肪の比率が決まるらしい
また、銅欠乏でトリグリセリド値が高くなるらしい

脂肪を燃やすには銅らしい
https://news.berkeley.edu/2016/06/10/copper-essential-for-burning-fat-researchers-find/


NAFLD
銅は「非アルコール性脂肪性肝」と関連がある

銅不足は肝臓での脂肪酸合成酵素の遺伝子を発現
https://academic.oup.com/jn/article/130/12/2915/4686233

高脂血症や高トリグリセリド血症
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10067663
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15969266



血中の銅と血糖値やLDL、総抗酸化状態は逆相関で
血中の銅とhs-CRP(炎症マーカー)や酸化ストレスは順相関
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18203896

銅欠乏のネズミに銅+インスリンを投与すると、単独投与よりピーク血糖値が下がった。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6344092



銅は睡眠時間とも関係があるらしい
銅過剰が不眠につながるという人もいる
https://www.justsleepbeds.com/blog/sleep/copper-toxicity-how-to-help-prevent-insomnia.html

魚では
銅のトランスポータを変異させると睡眠サイクルが変わって
活動的ではなくなり夜型になってくる
変異してない野生型でも銅を不足させると似た行動になるらしい


https://neuroscience.berkeley.edu/copper-in-the-brain/



https://www.nature.com/articles/s41589-018-0089-1



静脈の病気 (Varicose vein)では銅が関係しているみたい。

マンガンおよび亜鉛との相関が強い

銅/亜鉛の比が小さいほどCRPが下がる


ネズミは銅が多いほど骨の強度が上がる
https://academic.oup.com/jn/article/133/2/442/4687912


実行機能に銅タンパク?
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201802216365086067&rel=0


銅欠乏で虚血性心疾患に?
https://openheart.bmj.com/content/5/2/e000784


銅不足でCOX-2が亢進(炎症が高くなる)
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10753-009-9140-4


銅がヒスタミン放出を抑制する?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2476088


ねずみの銅欠乏β細胞を銅で復活、糖尿を治す
https://www.physiology.org/doi/full/10.1152/ajpendo.00036.2013

睡眠障害や精神疾患と関連か
https://news.ameba.jp/entry/20151113-530


筋肉や関節の痛み予防
https://draxe.com/copper-deficiency/

五十肩はこれなのか?




セルロプラスミン


増やすには?

・銅
・鉄のキレート
・カロテン補給(ビタミンA欠乏時)
・ビタミンD3


減らすには

・カロリー制限と運動
・病気の治療


多い人

・感染症
・炎症
・心臓発作の患者で死亡率が高い人
・肥満
・メタボ
・糖尿病
・リウマチ
・骨粗しょう症
・癲癇
・強迫性障害
・アルツハイマー病
・統合失調症
・うつ
・甲状腺機能亢進症


関連

・高値は癌と関連
・アルツハイマー病では自由銅が多い。
セルロプラスミンは高値で炎症、あるいは低値で銅過剰。


https://selfhacked.com/blog/ceruloplasmin-test-low-high-levels-wilsons-cancer-liver-disease/







---------------

関連サイト

銅不足と脂質代謝(英語)

銅のベネフィット(英語)






Wednesday, August 29, 2018

糖尿病の危険因子(リスクファクター)




血糖値の恒常性



血糖値低下
ー>膵臓α細胞よりグルカゴン放出
ー>肝臓にてグリコーゲンを糖に分解
ー>血糖値上昇
ー>膵臓β細胞よりインスリン放出
ー>体細胞および肝臓にて糖の取り込み
ー>血糖値低下(元に戻る)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4530253/



α細胞

左図:低血糖時
右図:高血糖時
低血糖時にはグルカゴンが放出される(左図)
http://diabetes.diabetesjournals.org/content/58/2/304



β細胞

SUR:スルホニル尿素受容体
要素
・グルコース
・ATP(リン酸?)
・カリウム
・カルシウム
・インスリン(分泌)
http://diabetes.diabetesjournals.org/content/51/suppl_3/S427

スルホニル尿素受容体




クロムとの関係

インスリン、クロムとグルコース
A→B→C→D

https://academic.oup.com/ajhp/article/67/7/535/5130069
https://www.semanticscholar.org/paper/Improved-glucose-control-associated-with-i.v.-in-Phung-Quercia/885a0ac93121c1c3192596acee4296623c51dca2




リスク要因

糖尿になるリスクが少ない順

・ビタミンD
・運動
・穀物繊維(全粒粉パン、ミューズリー)
・コーヒー
・全粒穀物
・アルコール消費
・マグネシウム
・低GL食品
・低GI食品



糖尿2型危険因子


https://www.semanticscholar.org/paper/Diabetes-1-Prevention-and-management-of-type-2-%3A-Ley-Hamdy/1bb7f7408c9a9ad50a8ca48198b52ebcce40433b





糖尿2型危険因子





https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0194127





全因死亡率

米国、健常者
HbA1c vs 全因死亡率
HbA1cが4.5-5.5くらいがベスト
https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/circoutcomes.110.957936




全因死亡率、年代別、性別


全因死亡率vs空腹時血糖値

空腹時血糖値で診た全因死亡率(年代別)
https://www.nature.com/articles/s41598-017-08498-6



人種別


人種別の糖尿病の罹患率
インディアン>黒人>ヒスパニック>アジア系>白人
https://emedicine.medscape.com/article/117853-overview



トリプトファン



トリプトファン摂取増大でインスリン分泌増大
https://www.nature.com/articles/srep35727


トリプトファンで血糖低下

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23419400/



リノール酸


多価不飽和脂肪酸(PUFA)のひとつ

リノール酸(上段)のリスクが低い

リノール酸は糖尿のリスクを低くする
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6029721/






nー3(ω3)よりよさげ

http://www.schoolhealth.jp/deih/kenkyu_shoukai_2.html





n-3脂肪酸

n-3脂肪酸の糖尿病リスク
ALA、DPA、DHAのリスクが若干低い。
https://doi.org/10.1371/journal.pmed.1002094.g002




DHA



DHA比率が高いとグルコース取り込み能が上昇
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5331541/





n-6脂肪酸

n-6脂肪酸の糖尿病リスク
LA(リノール酸)、GLA(γリノレン酸)がリスクが低い
https://doi.org/10.1371/journal.pmed.1002094.g003







オメガ6脂肪酸
リノール酸


n-6系不飽和脂肪酸やリノール酸とn-3系αリノレン酸は糖尿病リスクを低下させる
αリノレン酸以外のオメガ3は影響がない
http://ccs.ncgm.go.jp/010/020/20160229160227.html







リノール酸
オレイン酸
DHA



リノール酸、オレイン酸、DHAは糖尿病のリスクを低下
https://www.nature.com/articles/srep46337




アラキドン酸
20:4

HbA1c vs アラキドン酸

アラキドン酸が多いと長期血糖値 HbA1cが低下
https://www.semanticscholar.org/paper/Low-phospholipid-arachidonic-acid-values-in-Jones-Carter/62aae574c5f455c5f39e982c0d0c12eca44be3a1





ビタミンK

K1
血中ビタミンK1(フィロキノン)と糖尿リスク

ビタミンK1で糖尿リスクが少し低下。
遺伝子型による差異はそれほど大きくなさそう。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6314462/



ビタミンD


糖尿病リスク

血中ビタミンDと糖尿2型リスク

http://care.diabetesjournals.org/content/36/5/1422



糖尿病リスク



ビタミンDが高いほどリスクは低下
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0193070


前糖尿病リスク
(糖尿病の一歩手前)



ビタミンDが高いほどリスクは低下
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0193070





運動

有酸素運動とレジスタンス運動を組み合わせると血糖値に良いらしい

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/022403.php




最大酸素摂取量
VO2max


B ) VO2mac vs 空腹時血糖値
http://care.diabetesjournals.org/content/38/5/921.figures-only
VO2max を40以上にするのが目標になりそう
これは心拍数に換算すると40くらいになる。
ほとんど運動選手






クロム

糖尿病リスク

血中クロム濃度vs糖尿病リスク

血中クロム濃度が高いほど糖尿病リスクは低くなる
https://www.mdpi.com/2072-6643/9/3/294/htm




クロム

II型糖尿病患者
クロムが多いとトリグリセリド(中性脂肪)が低くなる
https://www.scirp.org/Journal/PaperInformation.aspx?PaperID=90043



クロム


クロムが高いと長期血糖値 HbA1c が低下する
https://www.scirp.org/Journal/PaperInformation.aspx?PaperID=90043





クロム


上段:クロム
中段:銅


多いほど長期血糖値が上がる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2802363/

糖尿圏では血糖値に対して銅があまり増えていない





亜鉛:銅の比率


亜鉛:銅の比率でみると亜鉛が銅より多くなると長期血糖値が低くなる傾向がある
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5108809/




亜鉛
銅:亜鉛の比率

● T2DM:糖尿患者
○ FDR:第1級親族

A ) 銅は少ないほうが長期血糖値が下がる
B ) 亜鉛は多いほうが長期血糖値が上がる
D ) 銅:亜鉛の比率が低いほうが長期血糖値は下がる
(銅と亜鉛は1:1か亜鉛が多いほうが良い)
http://endometabol.com/en/articles/17726.html




亜鉛



亜鉛が多いほど血糖値は下がる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3758701/





血糖値



ビタミンDは 35ng/mLくらいまで血糖値が低くなる
http://www.medsci.org/v12p0362.htm





ビタミンDというのは、ミネラルの吸収を良くする栄養

日光に当たってもこれが皮膚で作られます

なんか光合成みたいだと思いませんw

植物は根で地面からミネラルを吸い上げていますが

人間は、陽の光に当たると腸からミネラルを吸収するみたいです


さて、どんなミネラルが糖尿では重要なのでしょう?

穀物繊維のミネラルを調べると

米もオーツ麦も小麦も

・カリウム
・マグネシウム
・マンガン

が多いことが分かります


一方、糖尿病リスクを見ると

血中のカリウム濃度が多いほど糖尿リスクが低くなる

尿中への排泄をみても、4000mg/日 くらいまではリスクが低くなる

マグネシウムも 500mg/日くらいまでリスクが低くなる

マンガンの場合は 血中濃度に対してリスクが U字の関係になる





マグネシウム

上段:前糖尿病リスクvs血中Mg濃度
下段:糖尿病リスクvs血中Mg濃度

血中マグネシウムが高いと糖尿リスクが低くなる
https://www.nature.com/articles/s41598-017-13050-7





カルシウム




カルシウム(縦軸)が高いとHbA1c(血糖値、横軸)が高い傾向がある

https://www.msjonline.org/index.php/ijrms/article/view/1811

カルシウムは細胞の中に取り込まれていないことの反映か?






BMI

左図:BMI vs カルシウム
右図:BMI vs マグネシウム
糖尿病ではBMIが高くなると血中ミネラルが低くなる
http://biomedpharmajournal.org/vol9no3/impact-of-body-mass-index-on-hypomagnesemia-and-hypocalcemia-in-type-2-diabetic-patients/

太っている人はビタミンDやカルシウム、マグネシウムを摂ることが必要そう






尿素窒素(BUN)

アンモニアや尿素と同じ


糖尿病のリスク


尿素窒素(BUN)が高いと糖尿のリスクが高くなる
https://www.kidney-international.org/article/S0085-2538(17)30676-2/pdf




インスリンの使用リスク(糖尿病患者)

アメリカ退役軍人
糖尿病患者

尿素窒素(BUN)は20以上では高くなるほどインスリンの使用リスクが高くなる
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1479164118785050



尿素窒素
腹膜透析


透析では重炭酸イオン濃度が高いほど尿素窒素(BUN)は低下
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0085253815496681

運動しろということかな? 炭酸水や炭酸塩を飲むとか?




タンパク質



糖尿病はタンパク質と関係があるぽい
動物性タンパク質のロイシンは脂肪量を増やし
ヒスチジンはインスリン抵抗性を高める?
植物性タンパク質は脂肪量を減らす
https://www.nature.com/articles/s41387-018-0067-4



アルブミン


アルブミンが高いほどHbA1cは低くなる
https://care.diabetesjournals.org/content/28/2/437




ヒスチジン

BMIが適正な人にはヒスチジン摂取量が多い人が多い
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4963896/




グルタミン


グルタミン摂取で血糖値が下がりやすくなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2928340/


グルタミン

30g/dで糖尿2型の動脈硬化リスク要因を改善
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25466655


グルタミン

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5842660/



PUFA

PUFAは血糖値を下げグルコース消失速度を高める
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4801380/




果物




https://dm-net.co.jp/calendar/2013/020656.php




食物繊維

食物繊維の摂取量が多いほど糖尿病リスクが減る(15g/日以上)

不溶性食物繊維の摂取量が多いほど糖尿病リスクが減る(17g/日以上)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3705355/


食物繊維というのは、繊維だけではない。
天然の食材では食物繊維にミネラルもたくさんくっついていることに注意。
(精製した食物繊維はどうなっているのか不明)



https://www.todaysdietitian.com/newarchives/0718p11.shtml







コリンとベタインの血中濃度と糖尿リスク


上段:血中濃度、下段:尿、Y軸は糖尿リスク
http://clinchem.aaccjnls.org/content/62/5/755
※コリンとベタインはTMAOの問題がある


コリンの摂取量と血中濃度



ベタインの摂取量と血中濃度

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3876775/






二酸化炭素

二酸化炭素は重炭酸イオンとなる。
CO2 + H2O = HCO3(-) + H(+)
運動では酸素を吸い込んで二酸化炭素を製造し重炭酸イオンを供給してる。
心肺持久力と関連か?


全因死亡率

太線
(透析患者)
https://cjasn.asnjournals.org/content/1/1/70




全因死亡率


全因死亡率vs重炭酸イオン


(重体患者)
https://www.semanticscholar.org/paper/Increased-serum-bicarbonate-in-critically-ill-a-Lib%C3%B3rio-Noritomi/6db296026f13c8021ac28ba421a884d6231e4782




全因死亡率

全因死亡率vs重炭酸イオン

(透析なし腎臓病)
https://pdfs.semanticscholar.org/ee0f/5c85121ee4011eca326905dc9e7d740b9674.pdf







重炭酸イオンとpH




http://pediatrics.aappublications.org/content/136/2/e371




アニオンギャップ



入院3日間の
グルコース濃度の推移

アニオンギャップの推移
http://clinical.diabetesjournals.org/content/35/4/249




アニオンギャップ =Naイオン ー (Clイオン+ HCO3イオン)


アニオンギャップを下げるには、塩化物イオンと重炭酸イオンを増やす必要がある

もちろん、ナトリウムを尿から捨てても良い



アニオンギャップが高いと全因死亡率が高くなる

A-SAG:アルブミン調整済血中アニオンギャップ
(慢性腎臓病の場合)

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0156381



老人の場合


アニオンギャップは全因死亡率と関連
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531556513003513





重炭酸イオンとアニオンギャップの関係


透析患者の場合


アニオンギャップが高いほど重炭酸イオンが低下する
https://core.ac.uk/download/pdf/82021686.pdf
体の二酸化炭素製造能力を高めてアニオンギャップを低くし死亡率を下げる方向がよいと思う





βヒドロキシ酪酸




二酸化炭素が少ない時はケトン体としてのβヒドロキシ酪酸が多くなる

https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/484954





血糖が高くなるとヒドロキシ酪酸がふえてケトン臭くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3014707/





HbA1c

長期血糖値HbA1cが高いほど、酸化ストレスMDAは高くなり
ビタミンA,C,Eは低くなる
https://innovareacademics.in/journals/index.php/ajpcr/article/view/24548



HbA1c
網膜症



HbA1cが高いほど網膜症の進行が早い
https://lancet.co.ke/haemoglobin-a1c-hba1c/





関連ブログ

インスリン抵抗性

コレステロールとタンパク質の関係