Thursday, June 21, 2018

インスリン抵抗性



https://www.selfhacked.com/blog/top-tips-for-fixing-insulin-resistance/


・運動
・少量のアルコール
・レジスタントスターチ

・ビタミンD3
・ビタミンK2
・マグネシウム 又は 米ぬか (ヒ素が懸念される)
・カルシウム

・亜鉛 (銅とのバランスをとる必要がある)
・GTFクロム



にょろんは、もしかして
カリウム不足でインスリン抵抗性が高い?
http://suppversity.blogspot.com/2015/05/to-prevent-insulin-resistance-potassium.html
あとマグネシウム不足?


・リジン  - 摂りすぎると便秘になる
・アルギニン
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17510493


・グリシン

・グリシン + ヒスチジン

グルタミン酸、セリン、グリシン指数GSG-Index := [Glutamate] / [ Glycine + Serine ]
脂肪肝NAFLDでは指数が高くなる
GSG-IndexはHep-IRおよびHOMA-IRと弱く相関

肝インスリン抵抗:Hep-IR
グリシンとヒスチジンはインスリン抵抗性と逆相関

https://aasldpubs.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/hep.29465
https://www.hindawi.com/journals/omcl/2018/2101562/

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5855430/



・アグマチン

・ビタミンB6 (単体での摂取は禁止。肺がんが増える)


ベタイン(TMG)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5852707/
http://diabetes.diabetesjournals.org/content/65/4/902
https://www.nutritionjrnl.com/article/S0899-9007(16)30196-4/pdf
ベタインはグリシンに代謝されるので一石二鳥かも


・システイン
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28755973


・セレン (selenium)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5381811/




・タウリン

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3509183/



1.タウリンはトランスポーターからβ細胞にとりこまれ
2.スルホニルウレア受容体と結びつきカリウムチャネルを止め
3. カルシウムチャネルよりカルシウムが流入し
4.インスリンが分泌される
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2994409/



インスリン分泌量の比較
白棒:タウリンなし
黒棒:タウリンあり
A ) 新鮮な β細胞
B ) 培養3日 β細胞

タウリン有りのほうがインスリン分泌量が多くなる
塩化カリウムを添加すると更に多く分泌される
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0955286308001162




・ヒスチジン
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23361591
http://suppversity.blogspot.com/2013/03/histidine-as-fat-loss-adjuvant-6-fat.html





糖尿病のイメージ

インスリン感受性とインスリン分泌量の関係

横軸:インスリン感受性
縦軸:インスリン分泌量

運動していると曲線の右側に移動する(Active)
運動しないでいると左側に移動する(Sedentary)
その後、前糖尿病状態(C:Prediabetes)から2型糖尿病(D:Type2 Diabetes)へと移行する

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4129661/


インスリン感受性はインスリンに対する(末梢)細胞でのグルコース取り込みがどの程度かを表す。カリウムやマグネシウムが関連する。
インスリン分泌能はグルコース濃度に対する膵臓のβ細胞でのインスリン分泌量がどの程度かを表す。カリウムやカルシウムが関連する。
カルシウムやマグネシウムはビタミンDやビタミンKが関連している。


インスリンの制御(血糖制御)

ucOC:低カルボキシ化オステオカルシン
GPRC6A:オステオカルシン受容体
InsR:インスリン受容体
Adrβ2:アドレナリンβ2受容体
SNS:交感神経
GLP-1:グルカゴン様ペプチド1
ESP:embryonic stem cell phosphatase
(チロシンホスファターゼ)
http://diabetes.diabetesjournals.org/content/65/11/3225


血糖との関係

インスリン分泌/インスリン抵抗性指標=-α 血漿グルコース + 5

NGT:正常(Normal glucose torelance)
IGT:耐糖能異常(Impaired glucose torelance)
T2DM:II型糖尿

血糖値を下げるには、インスリン分泌を増やしインスリン抵抗性を減らせばよい
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK279115/



インスリン抵抗性



インスリン抵抗性はInsuTAG=(空腹時インスリンx空腹時トリグリセリド) に分解できる
https://www.nature.com/articles/s41598-017-15460-z




インスリン抵抗性
・甲状腺ホルモン抵抗性(受容体)
・コレステロール産生にともなう抵抗性
・HDL産生にともなう抵抗性
があるように思う





食品




血糖値とインスリンが低いままなのは脂肪
次はタンパク質
http://www.wholife.com/issues/21_6/03_article.html



食品

インスリン抵抗性との相関
豆(Pulses)
野菜 (Vegetables)
βカロテン(Beta carotene)
タンパク質 (protein)
の順にインスリン抵抗性との相関が上昇

脂肪酸や砂糖、甘味料でインスリン抵抗性との相関が比較的高い
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/52/4/52_4_271/_article/-char/en

ワカメや海苔が良さそう







抗酸化能

βサラセミア患者
抗酸化能 vs インスリン抵抗性
抗酸化能が高いとインスリン抵抗性が低くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4056131/

Zn, Cu, Mn, Se などの抗酸化能があるミネラルは全粒穀物や豆に入っている
ビタミンC、E、NAC、リポ酸、CoQ10、チオール、NADHなど





オステオカルシン


オステオカルシンvsインスリン感受性
◯:痩せ
○:体重超過
■:肥満


https://academic.oup.com/jcem/article/94/1/237/2598101

オステオカルシンを増やすにはインスリン感受性を上げないといけない
それはすなわち、心拍数を下げることになる




オステオカルシン

左:空腹時血糖値
右:インスリン抵抗性
FPG (Fasting Plasma Glucose)

https://jim.bmj.com/content/62/1/33
ucOC/cOC比率が高くなるということは、ビタミンK2不足ということ?
cOCがたくさんあるのにFPGやHOMA-IRが高くなるということは、
cOCと親和性が高いカルシウムあるいはアパタイト不足?



ビタミンK1

老人(男)ではビタミンK1でインスリン抵抗性が低下する(要3年)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2571052/


ビタミンK1


ビタミンK1濃度が高いとインスリン抵抗性(HOMA IR)が低くなる
https://pubs.rsc.org/en/content/articlehtml/2018/fo/c7fo01491k





体脂肪量

BMI ≒ ( 体脂肪量+ 除体脂肪量 ) / 身長^2

体脂肪量vsインスリン抵抗性

体脂肪量が高いほどインスリン抵抗性が高くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4452344/



脂肪酸との相関関係

BMIはパルミチン酸と比例している(r=0.30) (BMIは体脂肪量と比例している)
内臓脂肪はリノール酸と反比例している(r= -0.41)
皮下脂肪はDGLAジホモγリノレン酸と比例している(r=0.27)
HbA1cはリノール酸と反比例している(r= -0.23)
TG(トリグリセリド)はオレイン酸と比例している(r=0.51)
HDLはオレイン酸と反比例している(r= -0.47)
HOMA IR はミスチリン酸と比例している(r=0.52)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5429966/




オメガ3脂肪酸
α-リノレン酸

脂肪組織のα-リノレン酸はインスリン抵抗性と反比例している
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4807701/





空腹時インスリン

PCOS





空腹時インスリン濃度はインスリン抵抗性とよく相関してる

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1110569016301194






ホモシステイン

PCOS

ホモシステインが高いとインスリン抵抗性が高くなる傾向がある
http://www.japi.org/october_2018/oa-2.html







マグネシウム


糖尿患者
マグネシウム濃度が高いほどインスリン抵抗性は低くなる
https://www.msjonline.org/index.php/ijrms/article/view/1637






ベタイン


葉酸

健常では血中「葉酸」濃度が高いほど インスリン抵抗性が低い。

HOMA-IR : インスリン抵抗性

https://www.nature.com/articles/s41598-017-09522-5






ビタミンD


ビタミンD vs インスリン抵抗性
r=0.14 しかない
https://www.researchgate.net/publication/259166002_Defining_a_cutoff_point_for_vitamin_D_deficiency_based_on_insulin_resistance_in_children





ビタミンD

シンガポール
上段:ビタミンDvsインスリン抵抗性

ビタミンDが多いとインスリン抵抗性が低下する傾向がある
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0147616




ビタミンD3
システイン

糖尿病患者ではビタミンDおよびシステインとインスリン抵抗性は逆相関
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24961547






メタボ

メタボなほどインスリン抵抗性が高くなる
https://www.nature.com/articles/s41598-018-35229-2





レプチン

a ) レプチン vs インスリン
b ) レプチンvsインスリン抵抗性
c ) レプチン vs HOMA β
d ) レプチン vs 血糖


インスリン抵抗性が高いとレプチンも高くなる
https://nutritionandmetabolism.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12986-017-0171-9

レプチンは飽食ホルモン
脳のセロトニンを抑制して交感神経を亢進させるらしい
(エネルギー消費を亢進させるためか?)
レプチンはインスリン抵抗性と相関してるので
インスリン抵抗性を下げれば交感神経の亢進も 抑制されるはずと期待したくなる




甲状腺ホルモン


B ) インスリン抵抗性 vs 甲状腺ホルモン(T4)
D ) インスリン抵抗性 vs 甲状腺ホルモン(T3)

https://link.springer.com/article/10.1007/s12020-010-9408-3




EPA


子供

インスリン抵抗性が高い群ほど EPA が低い
http://www.aulamedica.es/nh/pdf/8047.pdf
https://www.semanticscholar.org/paper/Levels-of-eicosapentaenoic-acid-in-obese-with-and-Meza-P%C3%A9rez/9408935db08cffc3e105c423382f6a1d252055df





心拍数

A ) グルコース/インスリン比率 vs 心拍数 (左図)
B ) インスリン抵抗性 vs 心拍数 (右図)
心拍数が高いと、インスリン抵抗性が高くなる傾向がある

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213231715000506#f0010

にょろんの心拍数は80-85くらいなので
HOMA-IR(インスリン抵抗性)は5くらいと思われる





心肺持久力(CRF)
肺から体に酸素を送り届ける能力



心肺持久力(CRF)とビタミンDがインスリン抵抗性と関連してる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4303828/





運動すると心疾患や死亡リスクが下がる
http://diabetes.diabetesjournals.org/content/59/11/2717.figures-only
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0735109715075452



活性型ビタミンDは、ビタミンDを材料として
インスリンの働きにより、腎臓で作られているらしい
http://www.dm-net.co.jp/seminar/30_/index_2.php

つまり、カルシウムは糖に依存して必要になり腸から取り込まれる
高血糖はカルシウム不足でインスリン不足ということ?




トリグリセリド
HDL

B ) HDL vs インスリン抵抗性
トリグリセリド vs インスリン抵抗性

インスリン抵抗性が増えると
HDLは低下し
トリグリセリドは高くなる
http://care.diabetesjournals.org/content/26/5/1513.figures-only




トリグリセリド/HDL比率




TG:HDL比率はインスリン抵抗性と相関している
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1871402118304089





睡眠時間

白人(adolescents)
Q1:3.4 ~ 5.4
Q2: 5.4 ~ 6.0
Q3: 6.0 ~ 6.5
Q4: 6.5 ~ 8.5
睡眠時間が長いほどインスリン抵抗性は低くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3443761/








低BCAA食、低たんぱく食




インスリン抵抗性は血中BCAA濃度と比例する
https://openi.nlm.nih.gov/detailedresult.php?img=PMC4511300_jdi0006-0408-f1&req=4

ロイシンがmTORC1を亢進してインスリン抵抗性が高まるらしい。







たんぱく質

動物性vs植物性


APとは、AnimalとPlantのこと
HOMA-IRはインスリン抵抗性
図Bは、動物性植物性タンパク質の比に対する
インスリン抵抗性の変化


植物性タンパク質を増やすとインスリン抵抗性が下がる
動物性タンパク質を増やすとインスリン抵抗性が上がる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5998345/





アミノ酸




各アミノ酸のインスリン抵抗性

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4463823/



インスリン分泌との比例

グリシン         r = 0.3
シトルリン     r = 0.24
グルタミン     r = 0.26 (グルタミン酸も含む)
チロシン         r = 0.4

https://www.healio.com/endocrinology/diabetes/news/online/%7B6f637be6-9d85-4116-81fb-2802726fee23%7D/specific-amino-acids-influence-prediabetes-risk






レチノール



レチノールが低いとインスリン抵抗性が高くなる
http://www.sjamf.eg.net/article.asp?issn=1110-2381;year=2018;volume=2;issue=2;spage=115;epage=122;aulast=Mourad






ALT/AST比率

非肥満日本人成人

インスリン抵抗性は ALT/AST比率と相関がある。
ALT:アラニン・アミノ基転移酵素
AST:アスパラギン酸・アミノ基転移酵素
ピルビン酸とリンゴ酸の代謝の回転率の比率になる
筋肉からやってくるアラニン(窒素)量が多いとインスリン抵抗性が高まる
肝臓のミトコンドリアで窒素をアスパラギン酸にして排出する酵素が少ないと
インスリン抵抗性が高まる
低くするには、ミトコンドリアにリンゴ酸が十分にあること?
ミトコンドリアにアンモニアなどの窒素が入ってこないこと?
(腸内、肝臓、筋肉などのアンモニア発生量を低く抑えること)
健康診断の数値でわかる。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3499385/
にょろんのALT/AST比率は18/17=1.058なのでインスリン抵抗性はそれほど高くはない。
すなわち、膵臓のβ細胞のインスリン分泌機能を疑ったほうが良さそう
つまり、カリウムとカルシウムとビタミンD3/K(K1/MK7)


どうやらにょろんの直感は間違ってなかったようだ
ASTの他にオルニチンをシトルリンにするOTCも関連してないか気になるし
αケトグルタル酸に窒素を転移してグルタミン酸にする酵素群とか





関連サイト

http://www.lifeextension.com/magazine/2008/8/insulin-resistance-a-lethal-link-between-metabolic-disease-and-heart-attack/page-01

https://universityhealthnews.com/daily/nutrition/top-5-insulin-resistance-symptoms/



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