Tuesday, March 24, 2015

TNF-α を抑制するには

ググってたら海外のサイトでまとめサイトを見つけた。

How To Increase Performance and Improve Health By Inhibiting TNF-alpha


「こりゃ凄いわw 」と感嘆してしまう
とりあえず、目次だけ必要なところだけ翻訳しておくわ



まず、にょろとしてはTNFが多すぎるみたいなので少し減らしたいわけ。
ちなみに減らしすぎると今度は感染症とか癌とかを抑えられなくなるみたいなのでほどほどにw
まずは 1 TNFを抑制する方法トップ16
を読んで実践!
次に
7 TNF-alpha を増やす 
を読んで増えないようにするにはどうしたらいいか考えるわけ
んで
 8.2 TNFを抑制する食品
とか
 8.4 TNFを抑制するサプリメント
とかを読んで
食事をどうしたらいいか考えるの


もちろん、どこまで有効かなんて誰にも分らない
参照論文のほとんどは動物実験とかだから


でも、ちょっと読んだ限りではなぜかにょろの嗜好と一致しているからおおまかには合ってると思う

関連ブログ
http://suppli-and-food-life-dot-ny0r0n.blogspot.jp/2015/03/tnf-antagonists.html

天然のTNF antagonists 一覧

天然のTNFのアンタゴニストの一覧を集めてみた

正確には、狭義のアンタゴニストだけでなく生産なども含めたかなり広義の抑制作用を有する物質のリストになっています。


TNF(抗腫瘍因子)は α、β、γ などがあって炎症と関係する。
癌においてはTNFの作用を強くした方がいいみたいだけど、
鬱においては脳みそが攻撃されちゃうので抑えた方がいいはず。
とりわけ TNF-α を抑えるのがいいみたい

TNF 拮抗作用


・クルクミン
・カテキン

ソース: Wikipedia 英語版 TNF inhibitor

TNF-α 拮抗作用

Cat’s claw
・グリシン
・ケルセチン(タマネギ)
・レスベラトロール(赤ワイン)
・魚油


ソース: Life Enhancement


・タウリンブロマミン(TauBr)
 (アミノ基の水素が1つ臭素Brに置き換わった物質で好中球で産生してるみたい)

ソース: Life Enhancement News


・genistein (イソフラボン)
・ケルセチン
・レスベラトロール
・クルクミン

ソース: Modulating TNF-a signaling with natural products


・クロム+ナイアシン+システイン

ソース: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5043078/


ちなみに、この TNF-α ったら、インスリン抵抗性とも関係しているぽいにょろ。

にょろ的には タウリン1g~数gが効くと思います。 
タウリンクロラミン(TauCl)も似た作用があるみたいなので
タウリンブロマミンとかタウリンブロマミンはタウリンと食事の塩に含まれる塩素や臭素が使われるのかもしれない

TNF-αは断眠でも増えるらしい
夜ふかしはよくないってこと



・コリン
抗炎症作用があるみたいだが詳細は不明
病気をすると減るみたいなので、コリンを補給するとよいみたい





関連ブログ
http://suppli-and-food-life-dot-ny0r0n.blogspot.jp/2015/03/tnf.html

Friday, March 13, 2015

前世の行いは、後世に影響する

細木数子は正しかった!

冗談はさておき、これがマジなんですw
前世じゃなくて、親の行いが子供に影響するというお話なんですけど・・・

ひとつは精子を介して前世での恐怖情報が後世に遺伝情報として伝えられるというお話。

Natureから
Fearful memories haunt mouse descendants


もうひとつはこれ

Effects of combined maternal administration with alpha-ketoglutarate (AKG) and β-hydroxy-β-methylbutyrate (HMB) on prenatal programming of skeletal properties in the offspring


動物ですが、290匹の豚に妊娠中にαケトグルタル酸とHMBというサプリを投与したら、生後の子供のホルモンや栄養状態が変わったのです。







アンモニアのデトックスに効くサプリ


アンモニア・デトックス(除去)に効くサプリ

関連ブログ:アンモニアデトックスにカルニチン
http://suppli-and-food-life-dot-ny0r0n.blogspot.jp/2017/08/blog-post_31.html


別に肝臓の数値が悪いというわけじゃないんですけど、なぜか効きますw
アンモニアの発生源には腸内細菌もありますから、
これで便の刺激的な臭いがかなり緩和されます。
排出せずに体内で再利用する場合は
 1や2のαケトグルタル酸やオルニチンにするといいかも。
にょろんの場合はどうも4のリンゴ酸が足りなくなりリンゴ酸シャトルが不全を起こし
ミトコンドリアが回らなくなってアンモニア除去がうまくいかなくなるっぽい。
尿素回路でアンモニアを再利用するなら、リンゴ酸とオルニチン、+リジン。
リジンはカルニチン用。クレアチン用のアルギニンはわざわざ追加する必要はない。
リンゴ酸だとミトコンドリアからアセチル基が出ていっちゃうのが課題になる。
でもケトグルタル酸オルニチン(OKG)は価格が高い。

0.カルニチン
1.αケトグルタル酸
2.オルニチン
3.シトルリン
4.リンゴ酸
5.グリシン + TMG + 葉酸
6.BCAA (メタボ促進するので削除)

7.亜鉛 (銅との比率を考えること)
8.炭酸水

8 → 1の順番がいいと思う。

使用サプリとしては

1. ornithine alpha-ketoglutarate (5-10g/day)
2. citrulline malate (2~8g/day)
3. BCAA (2~5g/day)
4. Zinc alpha-ketoglutarate あるいは Zinc malate

などがある。
にょろの場合は、オルニチンを5g以上摂らないと昼夜逆転する。
腸のアンモニアの問題なのだろうか?
小学校5年生のときからの朝起きるのが大変なのはおそらくこれ。
腎臓なのか肝臓なのかわからないけど、脳みそに影響している。

αケトグルタル酸は効きすぎるので少量から試すこと。

リンゴ酸は、リンゴ酸-アスパラギン酸シャトルにおいてαケトグルタル酸とアスパラギン酸を生成する。

アスパラギン酸は尿素回路のシトルリンに窒素を転移してアルギニンにするのに必要。
クエン酸ーリンゴ酸シャトルはミトコンドリアからアセチル基を外の細胞質に出す。

オルニチンは臭いしまずいです。カプセルのほうがいいかもしれませんが、カプセルで摂取できる程度の量ではまず効果を感じることはありません。かといってパウダーによる大量摂取は自己責任の世界です。少なすぎるとデトックスにやたら時間がかかり、多すぎれば副作用がでるわけです。実際オルニチンではありませんがアルギニンのスポーツ用AAKGで事故が起きてるようですの少量から増量するのがいいのでしょう。オルニチンが欠乏しているときは粉末をおいしく飲めますけど、充足してくるとまずくて飲めなくなります。そういうときは、リンゴ酸塩を買ったりポッカのレモン果汁やクエン酸などで味を紛らわすといいみたい。

アルギニンはにょろの場合まったく効かないのでリストに入れてないにょろ

グリシンはアルギニンと反応してオルニチンをつくります。
最終的にはクレアチンができ、その過程でメチオニン回路でホモシステインが生成するのでTMGと葉酸も追加してます。もちろん、この葉酸がグリシン開裂系でアンモニアをグリシンに変えてくれることも期待して。なお、にょろはグリシンが不足がちななので、高アンモニア血症の治療のようにグリシンを馬尿酸に変えて尿排泄という手法はとりません。

亜鉛はオルニチンの酵素の働きを助ける



どうも腸内細菌が悪さしてアンモニアを作っているっぽい
そしてそのアンモニアがミトコンドリアに悪さして酸化ストレスの原因になっている?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15908047
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5649485/
まだわからない
とりあえずはタウリンらしい

腸内細菌については、食物繊維
どの食物繊維がいいのかは調査中だが、発酵性のものがいいっぽい


右端は食物繊維の種類

https://www.todaysdietitian.com/newarchives/0718p11.shtml



レジスタントスターチ(片栗粉)、サイリウム、イヌリン、FOS ?


イヌリン、レジスタントスターチ(RS3)
https://academic.oup.com/cdn/article/2/3/nzy005/4828321





関連ブログ
食物繊維の効能


参考になる代謝回路


・グルコース-アラニン回路





・リンゴ酸-アスパラギン酸シャトル







・尿素回路












グルタミン酸/GABA-グルタミン回路




・TCA回路



・高アンモニア血症の治療




フェニル酢酸ナトリウムによるアンモニア除去





にょろの場合はアンモニアを尿から出すよりは再利用したい方向性

関連記事


窒素代謝と硫黄代謝とメチル化が交わるところ

後日記

最初は肝臓や脳みそのアンモニアをデトックスしようと思ってたんだけど
実際やってみると、どうも腸それも腸内細菌からアンモニアを抜いたんじゃないか?
なんて気になってくる。


それから、αケトグルタル酸はグルタミン酸からアミノ基を脱アミノした物質。
同じように、ロイシンやバリン、イソロイシンからアミノ基を脱アミノした物質も存在しているので
そのうち、それらでも試してみようと思ってますw

ボディービルディング系のサプリで出ているみたい。 
Maximum Human Performance, LLC, A-BOMB, Maximum Strength Anabolic Agent



最近、ビタミンCでアンモニアを除去できるという説を見たのだが本当なのだろうか?
カルニチンでアンモニア濃度や副作用を低減できるという論文もある