アンモニア(= 窒素)を処理する代謝経路には以下の3つが主にある模様
・尿素回路 → 尿
・安息香酸+グリシン → 馬尿酸 → 尿
・フェニル酢酸+グルタミン → フェニルアセチルグルタミン → 尿
出典:http://www.orphanpacific.com/medical/pdf/buphenyl_pu20130801.pdf |
安息香酸やフェニル酢酸経由の代謝反応は
以下のようになっていて
安息香酸とフェニル酢酸の違いは、カルボキシル基までの炭素の数だけというのが面白い
そして、どっちもアンモニアの排出に関係しているという
では、この安息香酸やフェニル酢酸はどこからやってくるのか?
どうも、フェニルアラニンがフェニル酢酸になってグルタミンと結合。フェニルアセチルグルタミンを尿に排出しているみたいにょろ。とはいえ、フェニルアラニン内の窒素以上に窒素が排出されるわけじゃないので、フェニルアラニンを摂っても意味はなさそうにょろ
出典: GUOYAO WU (20130220), [www.crcpress.com Amino Acids, Biochemistry and Nutrition], CRC Press, pp. 190-191, ISBN 978-1-4398-6190-5 |
もうひとつは、
この論文によると、どうも野菜や果物に含まれているフラボノイドとかの芳香族炭化水素類っぽいのにょろ。それらが腸内細菌によって代謝分解されて消化吸収される模様。
この例では、カテキン類
野菜や果物もアンモニアを外に出すのに少しは役立つぽいにょろ
ただ、どの食材がどういう芳香族系の物質を含んでいて
どのくらいの安息香酸やフェニル酢酸を生成するのかまるでわからないにょろ
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