Friday, October 6, 2017
PRALとはなにか?
医者に行って尿の検査をしたんだけど
にょろの尿のpHがちょっと低かったので
いろいろ調べたんです
尿のpHを上げるには何がいいのか?
すると、体のpHをアルカリにしないといけないらしくて
食べ物を選ばないといけないらしい
そうです
日本語で言うところの、「アルカリ食品」なんです!
胡散臭すぎるw
一体これは何なのか?
すると、このサイトで PRAL なる単語に行き着いたのです
PRAL : potential renal acid load
簡単に言えば、ある食品を食べたとき、
どれだけたくさんの酸を腎臓で処理しないといけなくなるか?
に関するスコアのようです
こんな感じ
ソース: https://michaellustgarten.wordpress.com/tag/fruits/
元データ:http://jandonline.org/article/S0002-8223(95)00219-7/fulltext
ただし、
PRAL := Cl + P04 + S04 - Na - K - Ca - Mg
:= SO4 + PEX - ALEX
SO4 つまり、にょろはシステインなど硫黄系サプリの摂りすぎで酸性なのかも?
PRAL推定式http://www.jrnjournal.org/article/S1051-2276(16)30188-1/fulltext
PRAL(mEq/day) = 0.49 * Protein (g) + 0.037 * P (mg) - 0.021 * K(mg) - 0.026 * Mg(mg) - 0.013 * Ca(mg)
数字は低いほうが、(マイナスの方が)
食べたあとに腎臓で処理する酸の量が低くなって
尿が酸性に傾きにくくなる傾向があると思って良さそうです
おおまかに言うと
肉は腎臓でたくさんの酸を処理しないといけなくなる
果物・野菜はその逆で尿をアルカリ化させる傾向がある
こんな感じでとりあえず理解したの
そうこうするうちに
こんなチャートをみつけました
ソース: Estimation of net endogenous noncarbonic acid production in humans from diet potassium and protein contents
どういうことかというと
PRAL値というのは、
タンパク質が多いと高くなり
カリウムの量が多いと低くなる
傾向があると解釈できなくもないグラフです
もっと気になるのは
ソース: https://michaellustgarten.wordpress.com/2015/08/28/serum-bicarbonate-and-anion-gap-whats-optimal/
食事のPRALが低いと bicarbonateイオンが足りなくなって
( 骨粗鬆症とかとも関連するらしい
牛乳を飲むと、骨折率が高くなるパラドックスともつながるのだろうか? )
年齢とともに、さまざまなリスクが上昇する傾向があるみたいだということ
そうだとすると
上のグラフと合わせて
タンパク質を摂取するときは
カリウムとbicarbonateイオンを摂って調整したほうが良さそうな気がする
実際、potassium bicarbonate 投与で酸性尿の改善ができるっぽい
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8190153?dopt=Abstract
試してみるにょろ?
https://jp.iherb.com/pr/Life-Enhancement-Potassium-Basics-240-Capsules/37917
要は、水素イオン(H+)を生成する物質を取り込まないようにすればいいみたい
クエン酸ではなくて、クエン酸カリウムやクエン酸マグネシウムとして摂取することになる
めんどくさいから、アルカリイオン水でクエン酸を中和しとけばいいのだろうか?
あとは
炭酸水素カリウムがいいらしい
Net Acid Excretion:
にょろのアンモニアの問題は、
アンモニアが多いというより、炭酸水素イオンが足りてないということぽい !!
これ、尿素回路と絡んでくるのね。
アンモニア(NH3)と炭酸水素イオン(HCO3-) から カルバモイルリン酸を合成する最初の反応
2 ATP + NH3 + hydrogencarbonate
= 2 ADP + phosphate + carbamoyl phosphate (overall reaction) [RN:R00149];
(1a) ATP + hydrogencarbonate = ADP + carboxyphosphate;
(1b) NH3 + carboxyphosphate = carbamate + phosphate;
(1c) ATP + carbamate = ADP + carbamoyl phosphate
ミトコンドリア内の反応みたいですよ
この炭酸水素イオンの濃度が、ミトコンドリアの制御と関係あるみたい
なんか、すべてミトコンドリアにつながってるのか?
クエン酸もミトコンドリアの反応で使われるし、鉄代謝とも関係してるし
癌の成長とも関係してるらしい
イタリアの医者が癌は重曹で消えると言ってるが、炭酸水素イオンのことなのだろうか?
1つは炭酸水素イオン、他はクエン酸のように
金属にキレートして水素イオンが無くなってる有機酸
これが多い野菜が体のpH調整にいいってことのようですわ
関連ブログ
アルカリ食品のランキング
マグネシウムの摂取量
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment