Tuesday, March 27, 2018

マグネシウムの摂取量


PRALの理論計算式に基づくと


The PRAL formula

pral =
0.49 * protein (g) +
0.037 * phosphorus (mg) -
0.021 * potassium (mg) -
0.026 * magnesium (mg) -
0.013 * calcium (mg)

PRAL式 = 0 を解けば酸の負荷がなくなる量が求まる

タンパク質を摂取したら 1/50 量のマグネシウムが必要

40g のタンパク質なら 753mg ものマグネシウム

同様に、

40g のタンパク質を摂取したら

カルシウムだけなら 1/25 量(1507mg)のを摂らないといけない

栄養基準だと RDA はたったの 360mg 程度となってる

これじゃマグネシウムしか摂らない場合、19gしかタンパク質を摂れない

日本の基準だとタンパク質を 70g だから

3等分だと

合計 544mg のカリウム、439mg のマグネシウムと 879mg のカルシウムが目標になる

(カリウムは1日4000mgが目標なので再計算が必要)

マグネシウムのLOAELは 6mg/kg bw/day らしい

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK109816/


ということは、マグネシウムだけで考えると

タンパク質は 318mg/kg bw/day になって

にょろの場合は摂れるたんぱく質が 15gまでになっちゃう

それ以上は、理論上は腎臓さんに負荷をかけることになる

カルシウムやカリウムの係数から

カルシウムだけ摂取するときが

一番プロテインを摂ることが出来る


カルシウムは1日あたり1000mg で全因死亡率が最小になる

Protein = 0.013 * Ca / 0.49 なので たんぱく質は26グラムまでとなる

Ca : Mg 比 = 2 : 1 で計算すると

カルシウム 1000mg と マグネシウム 500mg で たんぱく質 53グラムまでとなる

たんぱく質を70グラムにするには、カリウム396mg を追加することになる



タンパク質は ミネラルを摂った上でしか食べれない

トマトを食べてから肉を食べることになる

トランプ大統領のケチャップ好きは間違っていない


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計算のやり直し

pral = 0 =
0.49 * protein (g) +
0.037 * phosphorus (500mg) -
0.021 * potassium (4,000mg) -
0.026 * magnesium (500mg) -
0.013 * calcium (1,000mg)


0.49 * protein + 0.037 * 1000 = 0.021 * 4,000 + 0.026 * 500 + 0.013 * 1,000

0.49 * protein + 37 = 110

protein = (110 -37) / 0.49 = 148.9 (g)


多すぎるわ。8割にすると

0.49 * protein + 0.037 * 800 = 0.021 * 3,200 + 0.026 * 400 + 0.013 * 800

protein = ( 88  - 29.6 ) / 0.49 = 119.1 (g)


酸負荷をニュートラルにすると

タンパク質 = 50 kg x 1.0g/Kg体重/日 で計算しても 50g/日なので

5割だと

0.49 * protein + 0.037 * 500 = 0.021 * 2,000 + 0.026 * 250 + 0.013 * 500

protein = (  55 - 18.5 ) / 0.49 = 74.4 (g)


日本の摂取基準だと

0.49 * protein + 0.037 * 1000 = 0.021 * 2,500 + 0.026 * 350 + 0.013 * 700

protein = (  70.7 - 37 ) / 0.49 = 68.7 (g)


ここから8割にすると

0.49 * protein + 0.037 * 800 = 0.021 * 2,000 + 0.026 * 280 + 0.013 * 560

protein = (  56.56 - 29.6 ) / 0.49 = 55.0 (g)





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