Monday, February 18, 2019

MGP Matrix Gla Protein






ビタミンKによりカルボキシル化され
さらにリン酸化(phosphorylation)を受ける
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4017083/




こちらでは
リン酸化を受けてから、ビタミンKでカルボキシル化されてる。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2721482/




全因死亡率
心血管疾患死亡率


左:全因死亡率
右:心血管疾患の死亡率
カルボキシル化されていないucMGPが多すぎると死亡率が高くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5748784/







石灰化リスク

tucMGP :トータルのucMGPつまり低カルボキシル化MGP

血中tucMGP濃度vs石灰化リスク
https://www.internationaljournalofcardiology.com/article/S0167-5273(13)01624-0/fulltext
多いのは、ucMGPを多くしないと間に合わないということか?
つまりビタミンK不足?




ビタミンD+レチノールで cMGPが増え ucMGP/cMGP 比を下げる
https://academic.oup.com/jn/article/138/12/2337/4670156

結果として、石灰化を予防。



カルボキシル化



フィロキノン摂取ではあまりカルボキシル化されない。

https://academic.oup.com/ndt/article/29/7/1385/1842871







メナキノンを摂取するほどucMGPは低下する
(ビタミンK2のカルボキシル化)
https://academic.oup.com/ndt/article/29/7/1385/1842871







eGFR


estimated Glomerular filtration rate 

左図:未調整
右図:多変数調整済

eGFRが正常なほどdp-ucMGPが少なくなる
https://academic.oup.com/ajh/article/31/9/988/4997019
つまり、ビタミンKでMGPがカルボキシル化されているほど
腎臓は正常を保ちやすいと思われる。
MGPの石灰化抑止作用が腎臓の毛細血管によいと思われる。
ビタミンKとしてはK2(MK-7)が入手しやすく360mcgで60%のdp-ucMGPをカルボキシ化と効果も高い。



GFR

慢性腎臓病(CKD)

GFRが高いほど、dp-ucMGPは低くなる
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2849687/

つまり、腎機能が正常なほどビタミンK2が十分にあると考えられ、
MGPはカルボキシル化されているためにucMGPは低くなると思われる。





石灰化
(動脈硬化)




ビタミンK2によるカルボキシル化を受けていないucMGPが多いほど
動脈の石灰化が進む
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2849687/













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